かもろぐ

スクラムマスターとしての学びを発信

【イベント】PxTXに参加してチームについて考えてみた(その1)

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先日7/5にアトラエさん主催のPxTXに参加してきたのでその内容をレポートしました。(色んな方のTweetを引用させていただいたりしながら内容を整理していたらだいぶ長くなったので3編に分けてお届けしようと思います) 

※数多くの皆様のTweetを引用させていただきました、この場を借りてお礼を申し上げます。

目次

 

PxTXとは

「People × Team Experience」、チームに関するカンファレンスです。

後で紹介していますが、元日本代表監督の岡田武史さんからメルカリの小泉文明さんなど業界関係なく様々な方の登壇セッションやワークショップがありました。

詳しくは↓↓

https://wevox.io/pxtx

 今回は基本的にセッションを聞いていたのでその内容をまとめました。大まかな内容はグラレコでまとまっているので(それにしてもこの短時間でこれだけの情報の整理と視覚化できているな。。)そちらを見てもらえたらと思います。

Sports × Team 勝つチームの特徴

 いやあ初っ端からテンションが上がってしまいました。

結局は自律しているチームが長期的な視点に立ったうえでの土壌になっている、スポーツでもビジネスでも考えないといけない要素は同じなんですね。

 

では自律的になるにはどうするか、それは理念や価値観、目的が浸透すること、浸透させるにはアティチュード、つまり日ごろの行動や振る舞いが理念と一致しているかという話に。

 

その後はリーダーシップの在り方になったのですが個人的には中竹さんの

「考えたことがない選手にいきなりすべてを任せても厳しい。」というフレーズはとても印象に残りました。
「裁量を任す」という名でサポートせずにいるのは「丸投げ」と何も変わらない、状況・能力に合わせて適切な粒度で支援することが大切なんだと思います。
ゲストの中竹さんもセッションの中で支援に関してはかなり熱を込めて話していたのが印象的でした。
スクラムマスターとしてチームに問いを投げている身として首を激しくふりながら聞いていました笑。
 

また全体を通して岡田さんのリーダーシップの在り方、組織の考え方もとても素敵でした。

 最後に一言ずつ色紙にメッセージを書いてもらうコーナーがあったのですが岡田さんの「自分が正義ではない」にはハッとさせられました。

 

初回から頷きすぎて首がもげそうになりました。

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 Product × Team 最高のプロダクトが生まれる瞬間

プロダクト開発に関わるものとして一番聞きたかったセッション、モデレーターは及川さん(ほんと豪華なメンバーだったなあ)

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のっけから最高のプロダクトを生むのに必要なことに関する話に。

 特に深津さんの「エコシステム」というメタファーは弊社が開発するサービスが「大樹」なこともあってとても興味深かったです。

プロダクトの定義が3者3様だったので、それぞれの視点から異なった意見が出るのが面白いなと思いつつ、若干こんがらがる時もありました、まあそれを含めて多様なんでしょうね。

 

続いて登壇者の失敗談話に移りました。

 渡邊さんの話はまさに「銀の弾丸はない」でしたね。結局はコンテキストと目的から都度適切なメソッドを取り入れることなんでしょうね。

 

最後チームづくりの話では「リスペクト」「多様性」などがキーワードに。

 多様性というすぐに「多様性は大事」という話になりがちですが、目的やフェーズによって必要性は変わってくるなあと思いました。

つまりアウトプット量を上げるという目的に おいては多様性というのはボトルネックになりやすですが、アウトカムを上げるうえではむしろ大切になってくる。

そのためアウトプット量がアウトカムに直結するフェーズなのか、直結しない不確実なフェーズなのかを考えることこそが大事なのかなと。

 

 最後、深津さんのキングダム自問形式にはぐっときました。

 ここまでで元取れた気分です笑笑

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