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【イベント】PxTXに参加してチームについて考えてみた(その2)

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【イベント】PxTXに参加してチームについて考えてみた(その1) - かもろぐ の続きになります。

 

目次 

 

 Fan × Team ファンを作るチーム論

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パワーワード連発のセッションでした、wどのセッションも魅力的かつ刺激的でしたがあえて一番を上げるとすればこのセッションです。

 

KITEさんが挨拶代わりにダンスを披露し大盛り上がり。

 場が温まったところでセッション開始。

最初はチーム作りのポイントについて

亀田さんは「相手の出した答えが自分が望んでいたものと違うときはどうします?」と聞かれ上記のTweetのように「間違っていると思っても否定しない、仮に間違っても自分も共犯になって距離縮まるしね」とさらっと言っておりかっこよかった。

 

 KITEさんは「距離感」を大事にしていてダンス、遊びを一緒にしていく中で 縮めていくと言っていました。3者とも相手の身になって行動するスタンスを大事にしているなと感じました。

そんな中でこんな話が

 パワーワードその1「ありがとうとごめんなさいでここまで来た」

 聞いた瞬間ヘドバン並みに首を縦に振りながら気づいたらノートに3回書いていました笑。感謝と謝罪はほんとに大事。

 

アーティストの意見とクライアントの要望がまったく異なるときはどうします?という質問には「両方のいいところ取りをする」というシンプルな答えが。
パワーワードその2「初期衝動に勝るものなし」
言うは易く行うは難しなんですが、何より意見の衝突をポジティブに捉えているのが素敵だなと思いました。
 これは加地さんも同じで思い通りにならないことを「制約」と捉えむしろよりプラスにしようとしているそうです。
仕事をしていたらほぼ必ず自分の思い通りにならない現象が発生すると思うのですが、それをマイナスと捉えるかプラスへ捉えるか、 セッションを見ていて心持ちを問われた気がしました。
 
とはいえ自分のやりたいことを通したいのは間違いなく、そのためにも仲間を増やしたほうがいいという話に。
 とくに亀田さんの「チームって色々あるよね」という一言にはハッとさせられました。
例えば開発者のみんなもチームだし、上司もチーム、なんなら役員も会社というチーム、要は敵対関係でとらえるのではなく仲間として見るということ。これは素敵な発想だなと思いました。
 パワーワードその3「上司もチーム」
 
セッションも終盤に入り「結果が伴わない時どうふるまうか?」という話に。
 KITEさんも亀田さんも「弱気な面を見せない、言わない」という点で一致していました。とはいえ弱さを見せないのは仕事の核となる部分に限る、逆に核でない部分では弱さをさらけ出すようにしているとのこと。心理的安全性が叫ばれる中、この考え方はとても重要だなと思いました。
ここで加地さんから名言が。
 パワーワードその4「負け顔を持ってない人は売れない」
 
加地さんの話に呼応するかのように亀田さんからも名言が。
パワーワードその5「永遠の中御所でいる」 
こういうキラーワードをさらっと言えるのが亀田さんの魅力なんでしょうね。
最後のメッセージも皆さん素敵で何時間でも聞いていたいセッションでした。
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Performance × Team ハイパフォーマーの再現性

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 このとき13時、「再現性」は気になるワードだったので鳴りまくっているお腹を必死に抑えセッションに集中。

 

まずはハイパフォーマーが集まる組織やチームの特徴というテーマで。

Gallup Japanの平田さんはハイパフォーマンスな組織の特徴として

 ・向かっているゴールが明確であること

 ・適切な道具(物理面、精神面を含め)が揃っていること

を挙げていました。

一方セールスフォースの伊藤さんによるとセールスフォースでは目的がぶれないようにV2MOMという手法を採用しているそう。

 これはアジャイル開発のプラクティスでよく使われるインセプションデッキに近いなと思いました。

blog.nextscape.net

 またハイパフォーマンスなチームの特徴として以下の4つが挙げられました。

 ではハイパフォーマンスなチームを作るうえで大事なことは何か。心理的安全性、マネージャーの存在がキーワードに。

 セールスフォースはナレッジの共有化を図るためにハイパフォーマーなメンバーにハイパフォーマンスの要因をパワーポイントなりでまとめてもらうとのこと。

お腹のすき具合がMAXになり流れを見失う場面がありましたが、終始心理的安全性をキーワードに安全性を確保するうえでマネージャーはどうあるべきか、組織としてマネージャーをどう支援するかという話で盛り上がりました。

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